WAKFlow HLA抗体 スクリーニング検査試薬は、ヒト血清中のHLAクラスⅠおよびクラスⅡ抗原に対する抗体(抗HLA抗体)の有無を検査するための研究用試薬です。本製品はLuminex社の xMAP® テクノロジーを用いて検出を行うものです。
本製品は、以下の試薬から構成されています。
これらの構成試薬は、異なる製造番号の製品、あるいは別製品の構成試薬と組み合わせて使用しないで下さい。
① ビーズミックス | ………………………… | 1本 |
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② 10倍濃度洗浄液 | ………………………… | 1本 |
③ 標識抗体 | ………………………… | 1本 |
④ 検体処理液 | ………………………… | 1本 |
[注1]すべての試薬は2~8℃で保存して下さい。
[注2]①ビーズミックス、 ③標識抗体は、遮光して保存して下さい。
※検体血清によっては、非特異的な反応を示す場合がありますので、血清処理試薬(別売)にて検体血清の非特異反応原因物質を取り除いた後、検査をやり直して下さい。
「WAKFlow HLA抗体スクリーニング検査試薬解析ソフトウェア」は、「WAKFlow HLA抗体スクリーニング検査試薬」専用の解析用ソフトウェアです。本ソフトウェアは、抗HLA抗体の有無が一目で判るようにシンプルなデザインになっています。また、検体ごとの解析はグラフで見ることができ、視覚的な解析も可能です。
本ソフトウェアは、試薬をご購入のお客様に無償にて提供いたします。
測定結果のCSVファイルを本ソフトウェアで解析します。ビーズミックスのLot番号に対応していないロットファイルでは正しく解析できませんので、ご注意ください。
本ソフトウェアでは、各検体のMedian値およびIndex値に基づいてビーズごとの判定を行います。その際、Median値およびIndex値が共にカットオフ値以上を示したビーズを「陽性」、Median値およびIndex値のいずれか一方でもカットオフ値以下を示したビーズを「陰性」とします。
最終的に各抗原(クラスⅠまたはクラスⅡ)のビーズのうち、一つでも「陽性」と判定されたビーズがある抗原は「陽性」と判定されます。一方、各抗原のビーズが全て「陰性」と判定された場合には、その抗原は「陰性」と判定されます。